2021年後期朝ドラとして放送中の「カムカムエヴリバディ」。
時代背景が戦時中ということもあり、主人公・安子を取り巻く環境は決して幸せとは言えなくなってきました。
そんな中、姑の美都里が話題になっているようなんです。
今回は、「カムカムエヴリバディ」で美都里が算太を抱擁した理由について、調査しました。
「カムカムエヴリバディ」美都里が算太を抱擁した理由は?
「カムカムエヴリバディ」は、昭和、平成、令和を通じて、ラジオ英語講座とともに成長していった親子3世代を追う物語です。
1人目のヒロインは、上白石萌音さん演じる大正14年に和菓子屋「たちばな」で生まれた、安子です。
「カムカムエヴリバディ」の第31話が放送され、安子の兄で出征していた濱田岳さん演じる算太が、無事帰ってきました。
クリスマスの日に、突然帰ってきた算太。
安子は算太が知らない出来事を話して聞かせ、両親や祖父母が亡くなったこと、稔と結婚し、るいが生まれたことも報告しました。
算太は当分雉真家に居候することになります。算太は、義父・千吉に感謝しつつ、女中の雪衣にうつつをおぬかしたり、憎まれ口を叩いたりしていました。

しかし、急に美都里がそんな算太を抱きしめ、「お父さんとお母さんに会いとうてたまらんのじゃろう」と、思いやったのです。
美都里はいままで安子に敵対心をむき出しにしており、何かとつらく当たっていました。
そのため、あまりにも唐突な思いやりに、視聴者は驚きの声をあげていたのです。
すると算太は、美都里に小しずを重ね、「謝りてえと思ようった。今までのこと、父ちゃんと母ちゃんに謝って…それから…わしの(戦前に打ち込んでいた)ダンス見てもらいてえ思ようった。しゃあけど、わしゃあ、もう何の気力も湧かんのじゃ…」と素直な気持ちを打ち明けた。
Yahooニュース
美都里が、「生きとるだけで、ええんじゃ。自分らが死んでも、あんたが生きとりゃあ、それだけでええ」と小しずになりかわって慰めると、算太は亡き母を思い、涙を流した。
どちらかというと嫌な義母にみえた美都里が、算太を癒すという意外な場面でしたね。
このシーンに感動する視聴者が続出し、ツイッタートレンド1位には「美都里さん」があがるなど、大盛り上がりでした。

美都里は長男の稔を溺愛しており、安子との交際に反対し、稔が戦死してからは雉真家から追い出そうとしていました。
安子とるいが岡山に戻ってからは、多少改心したように見えましたが、るいがラジオ英語講座を聞くことに不快感を示したりと、なにかと不穏な空気を醸し出していました。
算太と美都里が一触即発するかい思えましたが、まさかの展開でしたね。
意外な展開に「何か企んでいるのでは・・・」と怪しむ声もありましたが、今回は純粋に算太の気持ちに共感しただけでしょう。
美都里は愛する稔を失い、すっかりやつれてしまいました。算太にかけた言葉を、ずっと稔に言いたかったのでしょう。
このまま安子との関係も、安定すると良いのですが・・・
算太と雪衣の関係は?

算太を演じている濱田岳さんは、今後のストーリー展開について言及しています。
岡山編はまもなくクライマックスへ向かいますが、物語は誰も予想だにしない方向へ動くそうです。
「こんなに速い展開で進んでいくのは新しい。台本を読み慣れていて、台本からいろいろ想像してカメラ前に立つという仕事をしている僕らですら、はじめて出会うスピード感です。みなさんに楽しんでいただけたらうれしいです」
ドラメディア
これからかなり早いスピードで、物語が進んでいくのですね。
気になるのは算太がちょっかいを出している、女中・雪衣との関係です。
ドラマの事前告知では、算太が雪衣(に花をプレゼントしたり、恋心を抱いているような描写があります。
しかし、雪衣はまったく眼中にないようで、今後算太とどうにかなるようには見えないのですが・・・
雪衣といえば、稔の弟で安子の幼馴染・勇に好意を寄せているような節があり、どこか安子に冷ややかな眼差しを向けている素振りがあります。
まだ雪衣の正体は明かされていませんが、実は「稔とお見合いするはずだった銀行の頭取の娘なのでは?」という声もあがっているのです。
どこか品のあるたたずまいで、育ちが良いような様子も、頭取の娘なら納得いきますよね。
戦争で家族を失い、雉真家にお世話になることとなって、女中になることを申し出たというのであれば筋が通ります。
本当は安子のポジションは私だった・・・雉真家と縁談がうまくいけばこんなことにはならなかった・・・という理由から、安子を恨んでいる可能性がありますね。
安子はアメリカに渡るのか?

実は、すでに公式のネタバレで、「安子はるいと生き別れた」ことが分かっています。
しかし、なぜ2人が生き別れてしまうのかは、まだ分かっていません。
今後の展開ですが、安子は勇と結婚するように薦められると予想されます。
勇は未だに安子を思っている節がありますし、千吉も勇の奥さんになるのが1番良いと考えています。
しかし、安子はまだ稔のことを忘れられず、決断できないでしょう。
そんな中、安子がロバートと親しくしていることを知り、勇は結婚できないことを悟ります。
ロバートは駐在員ですから、アメリカ軍が撤収するタイミングで、アメリカに帰らねばいけなくなるでしょう。
ここでロバートと一緒にアメリカに帰るのか、お別れをするのかが気になりますね。
安子はもう一度るいを連れて、雉真家を出ようとしますが、千吉は確実に反対します。
そして、るいにできた額の傷を治すために高額な治療費が必要で、雉真家にいないとそれは実現が難しいことです。
そうなると何も言えず、雉真家にいるしかなくなってしまうと思いますが、るいを置いて出ていくという発想はないと思うんですよね。
るいは「幼少期に母親と生き別れになり、雉真家で育てられた」のは間違いないので、安子が居なくなるのは確実です。
その理由が分からないためか、「るいは母親と英語を憎んでいる」と公式に記載されています。
るいが「自分は捨てられた」と思い込むような別れだったとすると、何も言わずに姿を消してしまったということでしょうか。
愛するるいを置いていくとは到底思えませんが、何か事件が起こり、ロバートとアメリカに渡るしかない状況になったのかもしれません。
まとめ
今回は、「カムカムエヴリバディ」で美都里が算太を抱擁した理由について、紹介しました。
美都里は算太を亡き稔に重ね、思いやって抱きしめたのですね。
今後算太と雪衣の関係や、安子とるいの関係も気になりますが、生き別れになった理由は明かされるのでしょうか。
これからの放送も見逃せないですね!